附属中学校の教育

Schooling of Honjo Higashi Junior High School

附属中学校の教育

自分のまわりのあらゆる人や物に対して、素直な気持ちで向き合ってみる。「素直な心」は、「学ぶ心」も育てます。学ぶことを通じて得られる「わかった」「できた」という成功体験は、自己肯定感を高め、ウェルビーイングの実現をもたらします。
6年間の一貫教育を通してこれを体現していく生徒たちは、豊かな人間性と確かな知性を身につけて、それぞれの未来へとはばたきます。

附属中学校の教育

キャリア教育

職業調べや企業研究を積極的に行ない、進路への関心を喚起します。
社会と生徒自身のつながりを「職業」によって意識させ、生徒自身のキャリアに対する学習意欲を高めます。

1年次今までの自分

自分を知り、見つめ直すことで
将来へのイメージをふくらませる。

「自分」のことを掘り下げ、性格や興味関心を確かめてみることから、将来の姿について具体的なイメージを描きます。さらに、職業調べを通してさまざまな職種を知り、キャリアプランへの意識を高めます。

主な取り組み

◆「自分史」づくり

自分史づくりによって自分を知ることからキャリア学習を始めます。

◆きりぐるま祭での発表

さまざまな職業や世の中における重要さなどを学びます。

職業に関するクイズに興じる生徒たち
指し棒を使って発表している生徒

2年次将来の自分

「働く」ことの意義や喜びを学び、
将来像を具体化させる。

多様な職種の企業による特別授業を通して、実際に働く方々に接する機会を設けます。「社会」の仕組みやそこで「働く」ということがどういうことなのかを具体的に学ぶことで、実際に自分が社会に出た時の「将来像」を考える機会になります。

主な取り組み

◆ビジネスチャレンジ

起業についての特別授業を出発点として、社会における課題と向き合い、その解決を考えます。

◆きりぐるま祭での発表

複数の企業を調べ、新規ビジネスを提案します。「ポジショニング・マップ」を使用して分析し、プレゼンテーションツールで発表します。

グループワークを行う生徒たち
スクリーンを使って壇上で企業について発表している生徒たち

3年次進路の選択

社会や世界の状況について考え、
将来の夢の実現につなげます。

これまでのキャリア学習をふまえ、自分の将来の夢を実現するために、どのような進路を選択していくべきかを考えます。自分と社会の関わりを考えることにより、具体的な進路選択への意識を高め、進学意欲の向上をはかります。

主な取り組み

◆ソーシャルチェンジ

自分が大学で研究する学問や将来の職業が、どのような社会貢献を実現できるのかという意識を持たせます。SDGsの視点を主軸として主体的に問題解決に取り組むスキルを身につけます。

◆きりぐるま祭での発表

学問研究の現状を学び、それがどのように社会貢献しているかを考えます。分析には「ウェビング」を用い、考えを可視化していきます。

放射線技師の方と学習を行う生徒たち
診療放射線技師特別授業
スクリーンを使って壇上で学部について発表している生徒たち

NEXT STAGE

高校進学・大学受験へ

3年間を通して、「企業特別授業」を実施し、
生徒の興味関心を引き出します。

◆企業特別授業

キャリア教育の一環として、企業による出前授業を活用。仕事とは何か、どのような業種があるのかを学びます。

三菱重工業株式会社
三菱重工業株式会社
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
東レ株式会社
東レ株式会社
◆きりぐるま祭とは?

中高合同で行なわれる学園祭です。附属中学校では生徒の調べ学習の発表を行ないます。
また、本庄東高校に行って展示発表も見学します。

壇上でピースサインをする生徒たち

先輩からのメッセージ
【キャリア教育を通して得たもの】

本庄東高等学校一貫コース 鈴木 ほの雅さん
鈴木 ほの雅さん
本庄東高等学校一貫コース

先輩からのメッセージ【キャリア教育を通して得たもの】

キャリア教育は私に様々な可能性と自分の目標を探す機会を大いに与えてくれました。3年間様々な調べ学習や発表をおこないましたが、中でも二・三年次に行った「ビジネスチャレンジ」や「ソーシャルチェンジ」は私の成長の糧の一つだと考えています。企業や学問を調べて、それを「知る」だけでなく、知識として得たものをどれだけ社会へ「貢献」できるかを一人一人が考え、そこで実らせた自身の能力は社会に出たとき発揮したいと思えるものばかりです。
さらに、企業特別授業では様々な業種の方々から間近でお話を聞き、キャリア活動への評価をいただき、新たなインスピレーションの獲得と大きな自信につながりました。キャリア教育を通して得た様々な能力と経験を目標選択の材料として、高校生活も励んでいきたいと思います。